バイオリンが弾ける人は、ビオラも弾ける？！
バイオリンとビオラの弾き方は同じです。
ビオラはバイオリンより数センチ大きい楽器で、見た目や持ち方、弾き方は同じです。
そのため、バイオリンが演奏出来る方はビオラも演奏する事が出来ます。
楽器が大きくなるので左手の指を押さえる間隔がバイオリンに比べ広くなり、少し音程をとる事が容易になります。
私がビオラを初めたとき
ビオラを選択する人の目的は様々です。私は音楽高校でビオラを練習し始めました。
音楽高校では、バイオリンを専攻している人は、ビオラも弾けないといけない決まりだったからです。
毎週あるオーケストラの授業では、バイオリンを専攻している人が順番にビオラを演奏しました。
ビオラを始めるにあたって苦労した事は、バイオリンと譜表が違うと言うことです。
バイオリンはト音譜表で楽譜が書かれていますが、ビオラはハ音譜表で楽譜が書かれます。
ハ音譜表はト音譜表のシの音がドの音になります。
ハ音譜表に慣れるまでは、ト音譜表と読み間違えてしまい大変でしたが、1ヶ月もすれば慣れることが 出来ました。
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| ト音譜表とハ音譜表 |
今でもオーケストラや弦楽アンサンブルに参加する時はビオラを担当する事があります。ビオラを弾く時はバイオリンとは違う楽しさがあります。バイオリンを弾ける方は、ハ音譜表を読めるようになればすぐに弾けるようになる楽器ですので、ぜひ挑戦してみてほしいと思います！
初めての弦楽器にビオラを選ぶ理由
「ビオラの音の高さが好き」という意見をよく耳にします。ビオラの音域はバイオリンより少し低くなり、人の声が出る音域とほぼ同じです。
そのため、心地良い音と感じる方が多いのかと思います。
現在バイオリン教室ドルチェに通われている生徒様には、娘様がバイオリンを習われて、お父様がビオラを習われている生徒様がいらっしゃいます。
親子で弦楽アンサンブルが出来るようになるのが楽しみですね。
